
「マママとままま」は、これまで自閉スペクトラム症に知的障害を伴う就学前のお子さんとご家族の支援を10年間にわたって行ってきました。生まれながらの障害は数多くありますが、対人的な社会性などに定型的な発達とは大きく異なる姿を見せるのが特に自閉スペクトラム症のお子さんたちです。ご両親の育児における大変さは計り知れません。それは訓練に取り組むセラピストにとっても同様で、セラピーに困難を感じます。
しかし私たちは、このようなお子さんであっても、幼ければ幼いほど脳の可塑性(適応していく力)はより大きいことを知っています。自閉スペクトラム症の子どもたちは、ABAに基づいた訓練・支援と周囲の人の適切な対応で驚くほどの変化と成長を見せてくれるのです。保護者の方と手を携えて子どもたちの支援をしていきたいと考えています。

マママとまままでは、ABA(Applied Behavior Analysis:応用行動分析)をベースに直接的な訓練と親御さんへのペアレントトレーニングを行っています。ABAはアメリカで開発され、日本でも2000年頃から急速に広まってきた発話も含めた行動全般にわたる新しい訓練および療育方法です。数ある方法の中でもとりわけて自閉スペクトラム症のお子さんに大きな改善が期待できる方法として最も多くのevidence(科学的証拠)が蓄積されてきました。マママでもこれまでの10年で130家族以上を支援し、大きな成果を上げてきました。この成果を基に昨年より神経発達症(発達障害全般:知的発達症や言語症、注意欠如・多動症、さらに不器用さが表れる発達性協調運動障害〔DCD〕など)と受け入れ対象を広げました。また令和7年からはマママのすぐ隣に「パパパとぱぱぱ」(放課後等デイサービス)を開設し、マママを卒所したお子さんたちの継続支援も始めました。
「マママとままま」は児童福祉法と障害者総合支援法に基づく通所支援の施設として福岡県より認可を受けています。利用者はABA訓練が公的なサービスを利用して受けられます。訓練は専門的なトレーニングですので、訓練時間が多ければ多いほど効果や改善が見込めます。マママでは最大週5回(時間)の通所をして頂けます。また、加えて幼稚園や保育園、また学校という集団活動の場へ訪問(保育所等訪問支援サービス)を行い、現場の先生たちと共に成長や集団適応を支援して行きます。お預かりではなく、経験を経たセラピストが訓練と支援を行う施設です。

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